このまま生涯独身だったらどうしよう・・・
最悪、孤独死?下流老人?
あ〜、あきこさん、どうしましょう・・!
生涯独身の割合は年々増えていて、2018年に厚労省管轄の国立社会保障・人口問題研究所から発表された生涯未婚率(50歳の時点で一度も結婚したことがない人たちの割合)は過去最高を記録し、男性23.4%、女性14.1%になったんです。
この記事でわかること
- 女性が生涯独身でいることのメリットとデメリット
- 結婚した方が人生の満足度は高まるって本当?
目次
女性が生涯独身でいることの5つのメリット
まずは女性が生涯独身でいることのメリットから紹介します。
女性が生涯独身でいることの5つのメリット
- 自由に使えるお金と時間が多い
- 旦那や子供の世話をしなくていい
- 義実家との面倒な親戚付き合いがない
- 好きな仕事に邁進できる
- 新たなことにチャレンジしやすい
自由に使えるお金と時間が多い
女性が生涯独身でいることの最大のメリットは、「自由に使えるお金と時間が多くなること」!
女性は特に、結婚して子供が生まれれば、子供が第一の生活になりがちです。
子供が小さいうちは特に、自分の趣味や美容に気にかけている暇もなく、あっという間に時間がすぎさります。
自分が自由に使える時間はわずかしかありません。
また、子供一人あたりにかかる教育費は約3000万円と言われています。
一人でいれば、その3000万円も自分のためや貯蓄に回すことができます。
たとえ、子供がいなかったとしても、結婚して誰かと一緒に暮らすことになれば、一人のときのように自由気ままに生活することはできません。
旦那や子供の世話をしなくていい
次に、「旦那や子供の世話をしなくていい」ということ。
靴下はぬぎっぱなし、カバンもおきっぱなし。
大きい子供がもう一人いて大変ということがよくおきます(笑)
義実家との面倒な親戚付き合いがない
義実家との親戚付き合いって、女性は特に大変な場合が多いです。
日本において結婚とは、一般的に女性が男性の家に嫁ぐ形になるので、「嫁」としての態度が問われます。
そんなこと関係なくあっさりしたうちもありますが、
田舎だといまだに「本家」「分家」があって、盆暮れ正月は必ず「本家」に集まり、女性は料理の準備やお客様のおもてなしでバタバタ。
姑からは、他のお嫁さんと比較されたり、チクチク言われたりする可能性も。
好きな仕事に邁進できる
好きな仕事を思う存分追求できるのも、独身でいることのメリット。
最近は「イクメン」と呼ばれ、育児に協力的な男性が増えてはきましたが、それでもやっぱり育児は女性の負担になるもの。
出産後復帰しようと思っても、保育園にいれられなかったり、保育園にいれられたとしても閉園までには迎えにいかないといけないので、がっつり残業をすることもできません。
出産で一時期仕事を離れてしまえば、その分ブランクができてしまうので、他の人と比べて不利になります。
また、子供がいなかったとしても、ご主人の転勤があれば、女性が仕事をやめてついていくことが多いので、そこでキャリアが途絶えてしまう可能性もでてきます。
新たなことにチャレンジしやすい
独身でいれば、基本的に自分がいいと思えば何にでもチャレンジできます。
結婚していると、ご主人の反対があったり、子供がいれば、子供の教育や環境のことを考えると、簡単に住む場所を変えることもできませんし、新たなことにチャレンジしずらくなります。
女性が生涯独身でいることの5つのデメリット
次は、女性が生涯独身でいることのデメリットを5つご紹介します。
女性が生涯独身でいることの5つのデメリット
- 病気になったときに看病してくれる人がいない
- いざというときに頼りにできる家族がいない
- 保証人をたてられない
- 老後資金の心配
- 周りの目が厳しい
病気になったときに看病してくれる人がいない
病気になってフラフラなとき、家族がいれば看病してもらえますが、一人の場合「ちょっとお水持ってきて」ということもできず、這ってでも自分で水を取りに行かなければ行きませんし、食べ物も自分で用意しなくてはいけません。
入院時は、着替えなどの準備もすべて自分で行わなくてはなりません。
病気になった時は、精神的にも参ることが多いため、そんなとき家族がいてくれるとそれだけでも安心できます。
今はまだ若いからいいですけど、歳とったらもっと辛そう・・・
この延長で孤独死とかあったりするんですよね
いざというときに頼りにできる家族がいない
恋愛や転職などの相談であれば、相談できる仲のいい友人がいるかもしれません。
ですが、もっとプライベートな病気のことだったり、友人には言えない悩みなど、いざというときに相談できたり頼りにできる家族がいないのは孤独を感じることがあります。
友人はいくら仲がよくても、ある程度のところまでいくと一線をひくこともあるので、なんでも受け入れてくれる家族の存在は、いざというときに頼りになります。
保証人をたてられない
独身の人が家や車をローンで購入しようとした場合、親や親戚に保証人に立ってもらうことが多いと思いますが、自分が年老いて親や親戚も他界してしまった場合、保証人をたてるのが難しくなります。
また、家を借りる場合であっても、保証人を立てる必要があり、親や兄弟が元気なうちは保証人になってもらうこともできますが、親や兄弟が先に他界してしまうと保証人をたてることができず、家を借りずらくなってしまいます。
老後資金の心配
生涯独身で生きるためには、仕事をやめてからの老後資金は自分でしっかりと貯めておかなくてはいけません。
結婚していなければ、旦那さんのお給料に頼ることはできず、全て自分のお給料からしっかりと貯蓄が必要です。
今や年金もあてになりません。
老後資金に必要な金額は、独身の場合、約1600万円と言われています。
この数字は年金など受給できる金額以外の数字をなので、1600万円まるまる貯金する必要があります。
周りの目が厳しい
女性が結婚していないと、周りから「あの人はなんで独身なんだろう」とか「何か問題があるんじゃないの」と言われる可能性があります。
親戚の集まりに行っても、年下のいとこは結婚して子供もいるのに、「自分は結婚すらしていないで独身のまま」と肩身の狭い思いをします。
「そんなの自分は気にしない!」という人はいいですが、気にする人には、独身女性に対する周囲の目は想像以上に厳しいです。
結婚した方が人生の満足度は高まる
結婚している人は独身の人より人生の満足度が高い―。全米経済研究所(NBER)はこのほど、膨大なデータを分析した新たな研究成果を発表した。結婚自体に幸福度を高める肯定的な効果があることを示している。
【人生の満足度に対する結婚の効果】
グラフをみてもわかるように、既婚者の人生の満足度は、どの年代においても、独身者よりも常に上の数値を示しています。
人生の満足度は、家庭や仕事での責任が増していく30代から下がり始め、50代ごろから再び上昇するU字型を描くのが一般的。
ですが、既婚者の場合、U字型の落ち込みが独身者よりも緩やかであり、このことから人生の一番大変な時期に夫や妻の支えがあることで、人生の満足度が高まっていると考えられます。
つまり、結婚をすることで人生の満足度を高めることができるんです。
少しでも結婚したいと思うなら行動しよう
生涯独身でいることのメリット・デメリットをみて、あなたはやっぱり独身でいいと思いましたか?
それとも、少しでも結婚したいと思いましたか?
もし、少しでも結婚したいと思ったなら、行動してみましょう。
生涯独身のまま人生を終えますか?
それとも、理想的なパートナーをみつけて、結婚生活を送り、人生の満足度を高めますか?